一休のひらめきをご贔屓くださる皆様へ
こんばんは。
一休のひらめき代表円山カヲリでございます。
新年が明けて、1月も後半に。しっかりお仕事モードに突入されている方がほとんどかもしれません。
しかし(๑˃̵ᴗ˂̵)
旧暦では、ある意味まだまだ年末?!
さらに、節分過ぎてからこそ、心身ともに本格始動!という声もちらほら聞こえて参りますね。
サロンワークをさせていただく前はほとんど意識していなかった旧暦。これが、どうもお客様を拝見しているとお身体は旧暦に沿っているなぁと思うことが多くなりました。1月は最終デトックス時とばかりに、ご不調も現れやすく諸々出し切りたい方が多くていらっしゃるよう。1月こそが、1年の総決算なのかもしれません。
いずれにしても
仕切り直し、ましてや、おめでたい仕切り直しであれば、何回あってもよろしいのではないでしょうか(╹◡╹)わくわく。
というわけで
久しぶりになります今回のサロン他店視察探訪記は、春節前のお祝いムードで、これから新しい年が始まるワクワク感に包まれているマレーシアクアラルンプールからお伝えします。ツインタワー、青空が映えます。
スパは、宿泊先のマンダリンオリエンタル・クアラルンプール。
今しがた、短い短い滞在を終えて、円山、クアラルンプール空港を後にしようとしております。(どうやら明日の東京は霙まじりの雨模様との情報が入り、あららーなかなかの気温差だわと感じ入っている次第でございます)
本日が、1月18日。
来週、1月25日に、マレーシアの中華系の方々は、これから新年のお祝いを☆ですね。
この時期ならではの光景なのでしょう。街の至る所で、春節をお祝いする赤い提灯が飾られているのですが、ロビーのお花もミニ提灯のオブジェがたっぷりとあしらわれていて、可愛らしさの中にも、力強さと勢いを感じさせるウェルカムフラワーに。
そうして、渡航するにあたり、職業柄、ゆめゆめうっかりしてはいけないはずなのですが(笑)帽子を持たず、ファンデを持たず、強い陽射しで日焼けしまくってしまった円山に、勉強とは言え、完全にレスキューなトリートメントになった今回のスパ体験。
横道にそれますが、隣接ショッピングモールのユニクロで帽子を購入をと思ったところ「帽子は販売していないです」と店員さん。確かに現地の方々、マレー系の方々はストールはされていても帽子を被る習慣が少ないのかもしれませんね。チャイナタウンまで出るとたくさんの帽子が売っていましたが、日焼けが気になるレディーは、是非に帽子は日本から忘れずに(≧∇≦)文化の違い、勉強になります!
ちなみに今回の施術内容は、ボディートリートメント70分•フェイシャルトリートメント30分で合わせて約100分。しっかりとケアをして頂きました。(760MR・TAX込 日本円で約20,000円ほど。日本のホテルスパで同内容を受ければ、35,000円くらいかな、という感じでした。)
円山は、3階のスパやジムのあるエリアで直接翌日の予約を致しましたが、すでに夜の少し遅めお時間スタートしか空いていなかったので、必ずこの時間がという希望があれば、やはり事前予約の方が良いかもしれません。
待合とカウンセリングルームは、1人ではなく、2名までが同時に入るシステムのようでした。円山が訪れたときは、少し後から男性のお客様がいらしていました。ウェルカムティーをご用意いたき、カウンセリングシートへの記入を促されます。カウンセリングシートはA4一枚でとてもシンプルなものですが、これだけ聞いておけは、旅行者向けのホテルスパとしては十分だろうなぁという内容です。
また、ウェルカムのお茶が大変美味しくて、早速、何のお茶ですかと聞いてみました。このハーブティー美味しさの秘密は、ホットの「レモングラス茶葉」に「蜂蜜」をほんの少し溶かしている!とのこと。
レモングラス特有の「つーん」とした感じが完全に消えていて、これがなんともほんわかとおいしかったのです。一休のひらめきでも、7月8月の夏季限定でトライしてお出ししてみようと思います。楽しみになさってくださいね。
そうして、今回担当してくださったセラピストさんは、通称名をビービーさんとおっしゃる、女優さんかしら?!というくらい、凛として、スレンダーでお美しい方でした。。。うーん。さすがマンダリンです。ビービーさん「私エステティシャンを業にしてからは、かなり長いんですよ」と女優スマイルで微笑んでくださるので、私もヘッドマッサージセラピストだと伝えると話が大いに盛り上がりました。話の流れ上、お互いに年齢を伝えたのですが、ビービーさん、どうみても立ち振る舞いの洗練された貫禄ある20代、という風にしか見えなかったです。。。さすがだなぁ。かくありたいなぁ。佇まいひとつひとつが勉強になります。
カウンセリングシートに記入した後、トリートメントルームにご案内され、お部屋に入ります。シャワールームとトイレはルーム内に併設されています。
まずは、お着替えなしで、大きなたらいに足首まで足湯におみ足を浸します。そこで、なんと円山の大好きな「ティンシャ」を一度ならしてくださいました。(写真を拡大していただくと、ちらっと見えるかと思います)一休のひらめきでもお馴染みの、あの「ティンシャ」です。マンダリンスパでも定番なんだなぁと思うととても嬉しくなりました。そのままおみ足をお湯の中でマッサージしてくださいました。
その後は、お着替えをして背面からトリートメントが入ります。お着替えのショーツは以前自宅サロンで全身のアロマトリートメントを施術で行っていた時に使用していてとても好評だった布製の伸び縮みがするボクサータイプのショーツ。それなりに割高なので(^-^;まだ使っているサロンは少ないかもしれませんが、あの使い捨てショーツは、本当にフィット感が素晴らしいんですよね。そうか、マンダリンもこれなんだなぁと、またまた嬉しくなりました。
そうして、ボディトリートメントに調合してくださったアロマオイルの香りが、とっても素敵で、配合のご説明は最初にはなかったため、(普通はリラックスリフレッシュしにいらしているのだから、わざわざそんな説明は求めないですよね)途中でどうしても気になって(笑)私から尋ねてみました。
このアロマオイルは何が調合されているのと。
これまた、ビービーさんからは、かなり意外なご回答だったのです!
やはり南国。
欠かせないのが、レモングラス。
(もちろんレモングラスが入っているのはわかったのですが)
そうして、もう一つのメインが、なんと
フランキンセンス
フランキンセンス大好きな円山が、なぜこのブレンディングに気づかなかったのか( T_T)\(^-^ ) あー、恥ずかしすぎるー。
レモングラスとフランキンセンス
これ、意外と意外な組み合わせなんじゃないかと思うのですよ。
でも、本当に素晴らしいブレンディングだったのです。
7月になったら、すぐに試してみたい!!!
霙の混じる今の東京で試したい香りではやはりないのですよね。30度越えの暖かな地でこそ身に纏いたい香り。7月になるのが待ち遠しい。今から夏が楽しみだなぁ。
さてさて。いざ、トリートメント開始!ビービーさんの大きな手を生かした力強いストローク!的確なクセのない、万人がしっかりと好むであろうマッサージが背面、足裏から始まります。おみ足のトリートメントで面白いなぁと思ったのが、片脚ずつ膝を折って外側に倒し開脚にしてくださり、内太腿までしっかりとトリートメントしてくださったこと。これは、日本のアロマトリートメントでは、それほど多くはない手技なのかなと思いました。ちょっとワイルドなイメージのするトリートメントだなぁと。
また、もう一つ面白いなぁと思ったのは、お腹とバストケアの時は、上肢はタオルをかけずにトリートメントしてくださいました。おそらく日本でのアロマトリートメント必ずタオルをかけるところだろうなぁと思い、この辺は文化の違いなのかなぁ、これまた大胆でよろしくってよ(笑)と思いました。
そうして、今回は、マレーシアの陽ざしを甘く見ていた円山が完全にうっかりしていたのですが、フェイシャルトリートメントを組み込んだのは本当に大正解でした。ボディケアの力強さとは一変、非常にソフトで繊細なタッチに徹してくださったビービーさん。クレンジング→ゴマージュ→ローズウォーターでトニック→オイルトリートメント→ジェルパックと非常に丁寧に施術が続きました。
彼女の施術で私が特に秀逸だなぁと思ったのはアイトリートメントです。目の周りをとても細かく円を描いてくださいます。一つ一つ1cmくらいの円をゆっくりと描きながら、目の周りを一巡してくれます。考えてみれば単純なことではあるのですが、少なくとも私はまだ日本では受けたことがないなぁと思いながら、感動しました。オイルトリートメントではなくてもジェルでもできそうだな、などと想像する円山。眼精疲労での眼輪筋のお疲れをしっかり癒していけるような一休のひらめきオリジナルにアレンジして、早速取り入れていこうと思います。
そうして、さすが、ビービーさんお話も馴れていて褒め上手♡「日本人の肌は一様に美しい。カヲリも高価で効果があるSK-Ⅱを使っているからそんなに美しい肌なのか」と。日本人といえば、SK-Ⅱ!なんですね、やはり。恐るべしSK-Ⅱブランド。しかし、日々、500mlで1,000円台のフローラルウォーターとスーパープチプラしか使ってない円山です(^-^;。しかし日本人の肌代表としてお褒め頂いたからには、今後はケアを怠らないようにしようと身の引き締まる思いでございました。
フェイシャルジェルパックには、美容液を浸透されるために、数分お時間がかかったためその間にお互いのことをお話しをしました。とくに面白いなぁと思ったのが、日本人の方は、スパでも「早くしてください」と言う方が多いということ。マレーシアのマンダリンスパまできて、急かすというところに、なんだか国民性があらわれますね(笑)
フェイシャルトリートメントの最後に、「カヲリはヘッドマッサージだけで90分もトリートメントするの?」とビックリしながら、私に仕上げのヘッドマッサージをしてくれました。「次に来るときには、ビービーさんにヘッドマッサージしてあげるね」とお約束をして。
お着換えのあとに、もう一度ハーブティーをいただき(ナッツなどもチョイスできます)すっかりリフレッシュをさせていただいたきました。
今回、強く感じたこと。
世界のどんな場所であったとしても、完全に身も心も委ねていいという空間があることは、本当にありがたいことです。穏やかなアロマトリートメントの世界共通安心感というのは、かけがえのないものだなぁとあらためて感謝の念が沸き起こりました。国が違えども、民族が違えども、性別が違えども、年齢が違えども、すべての壁を越えて、心穏やかに、このひとときを共有できるツールがある。そうしてそういうツールを持たせていただいていることを心から有難く思いました。もちろん、ブレインタッチ®ヘッドマッサージもそんな風に広がっていったらどんなに幸せだろうと思ったのはいうまでもありません。
今回は、マレーシア・マンダリンオリエンタル・クアラルンプールのスパで世界スタンダードのおもてなしと、トリートメントをしっかり堪能して参りました。英気を養わせていただきましたので、明後日からの施術とサロンワークにどんどん取り入れて、みなさまにより一層喜んでいただけますよう、努めて参ります!!
これまでの探訪記3記事は↓↓↓こちら
それではまたお便りします。
一休のひらめき 代表 円山カヲリ