一休のひらめきを御贔屓くださるみなさまへ
こんにちは!
一休のひらめき 円山カヲリでございます。
8月も後半。晩夏の声を聞きつつ、まだまだ蒸し暑い東京でございます。
そんな中、もっと熱くなっちゃう、ホットで素敵なお客様が、はるばる大阪から初来店くださいました。
ヘッドマッサージ専門店、日本全国では、まだまだ少ないとはいえ、大阪には有名なお店がいくつもあるような。。。わざわざお客様、大阪から、なにゆえ、こんなに小さな個人サロンにお越しくださるのかしら?!
ちょっと、ドキドキしながら、扉を開けた向こうには、溌剌とした美女が立っていました。
「私、このたび、スリランカ人の男性と近々結婚することに決まりまして♡」と開口一番、笑顔のご報告!
おおおおーーー。スリランカの優しい男性をダーリンに仕留めたとは!
円山、2年前のヘッドマッサージ・アーユルヴェーダ・スリランカ修学を思い起こしながら、うん、確かにスリランカの男性は、みんな優しかったぞ、と想いを馳せます。(あくまでも円山の個人的な感想です。あしからず)と同時に、あ、でも、スリランカブログは、すっかり書きかけだった!さすがにのんびりしすぎたな(苦笑)と一人ごちたりいたします。そんな円山のアワアワした思いをよそに(^-^;、美女(A様)は、射止めたスリランカ人のダーリンがどんな方か、ちらりちらりとご披露してくださいました。
驚くことではないのかもしれませんが、なんと、A様のダーリンは、ご自身のお嬢様よりお若くていらっしゃるとのこと。。。まぁ❤。。。円山、お話を伺いながら、柄にもなく、すっかり、きゅんきゅんしてしまいす(笑)。自信に満ちた魅力的な女性は、国境も年齢も、全て飛び越えて愛されちゃうんですね!素敵だなぁ。ふふふー。
そんなハッピーオーラ全開のA様、ダーリンと日本でのお付き合いを経て、このたび目出度くダーリンの故郷であるスリランカへ、今年の年末ご挨拶にうかがうことになったそう。
折角の良い機会なので、以前から興味のあったアーユルヴェーダを本場スリランカで学びたい、体験したい、できればお仕事柄、ヘッドマッサージは必須で学びたいという思いがムクムクと湧き上がってきたのだそうです。
どこかいい所がないかなと「スリランカ・アーユルヴェーダ」でググったところ、なんと円山の書きかけブログがヒットしたと言うではありませんか。
ヘッドマッサージをめぐる冒険@スリランカ修学記・円山カヲリ体験談【1】
http://www.ikyu-no-hirameki.com/2018/02/17/srilanka-01/
ヘッドマッサージをめぐる冒険@スリランカ修学記・円山カヲリ体験談【2】
http://www.ikyu-no-hirameki.com/2018/05/15/srilanka-02/
うーん。ニッチな情報ですが、ピンポイントでこんな風にお役に立てることがあるんだなぁ。これは、書きかけにせずに(笑)もっと情報をお出ししておかなくっちゃ、と慌てて、ブログを再開している次第です(^-^;。大事なことは、すべてお客様から教えていただいております。ありがたや、ありがたや。
ハッピーオーラ全開のA様には、ますます幸せなご結婚のために、円山、微力でもお力添えできることがあれば!そんな思いで、当時のスリランカの空気感をたっぷりお話をさせていただきました。その一部をこちらでご紹介したいと思います。
といわけで、円山カヲリが訪れたスリランカのアーユルヴェーダ研修所、そこは宿泊施設が伴っているアーユピヤサさんというリゾート施設。
アーユピヤサさんのホームページによると
スリランカ・マータレーにある
アーユルヴェーダ・オーガニックリゾート
「アーユピヤサ」は
一年中、ファンもエアコンもいらない緑豊かな高原にあります。
心身ともにストレスのない環境で、瞑想やヨガをしながらリフレッシュする。
それは本来の自分を取り戻す時間です。
アーユピヤサでは、きちんとしたアーユルヴェーダに基づき、すべての滞在者に、こころとからだの健康と癒しを究極の目的とした贅沢な空間と時間を提供したいと思っています。
スリランカでゆったりリトリート。
とのこと。
http://www.ayupiyasa.com/index_j.html
さてさて、それでは、なぜ、円山カヲリは、アーユルベーダ修学に、アーユピヤサを選んだのか。
まず、一点目として、一休のひらめきへご来店されたなんと3人ものお客様から、アーユルヴェーダ三昧をするなら、アーユピヤサが良いよ、とおすすめされたこと。
さらに、二点目として、円山カヲリの母校中野の「アロマテラピーの学校」宮川明子校長が、アーユピヤサと以前から懇意であると聞き、「宮川先生の学校でアロマトリートメントを習っているのですね」と、アーユピヤサ事務局の方と話が通じるのが早かったということがありました。結果、内容、料金ともに、アーユピヤサで学んで大正解だったなと思っています。
コロンボ空港到着は、17:50の予定でしたが、大幅に遅れをとって、19時を回っていたと記憶しています。空港には、アーユピヤサで運転を担当してくださる現地の男性が、トヨタのワゴンでお迎えに来てくださいます。日本語は、通じませんが、終始にこやかな笑顔が印象的でした。まるでカーチェースのような山道のドライブを3時間半(笑)正直、飛行機酔いまでしてしまう円山、揺れまくる車内で、眠ることも叶わず、完全に車酔いしながら、コテージに到着します。
お庭を先導していただきますが、ほぼ暗闇なので(笑)なんだかよくわからないけど、山の中の別荘に来たなぁ、という感じ。広いお庭を歩きながら、宿泊棟に向かいます。「明朝は、7時から、朝ヨガがあります、その前にスープを召しあがっていただくので、モーニングコールにお迎えに上がります」と、お部屋係の男性からご案内があります。さらに、お部屋の中には、夜に到着して小腹がすいたでしょう、と、ウェルカム軽食のご用意をいただいていました。温かなお心遣いでドライブ疲れも吹き飛びますね!
ちなみに、Wi-Fi環境ですが、事前にイモトWi-Fiに電話で、マータレ―は範囲内か確認してみました。マータレーの中心部は大丈夫だが、その施設がOKかは保証しかねます、というご丁寧な回答をいただけたため、ダメ元で成田からレンタルしていきましたが、結果、バッチリ入りました。ただ、なぜか、日本帰国後に携帯のWi-Fiが入らなくなるという事態が(笑)結局機種変更していただくことになったのですが、理由は明快にはならず。直接的な関係性はないかと思いますが、アーユピヤサで、イモトWi-Fiが入るのは確実でしたので、メモとして残しておきます。
さぁて、とりあえず、お風呂に入って眠れるぜ!と思いましたが、円山のお部屋にはお風呂は無し。シャワーオンリーでした。(もしかしたら、お風呂付きのリッチなお部屋もあるのかもしれません)あと、まあスリランカの山奥ですから、この辺は普通のことでしょうが、ベッドには、虫さんが、ちょろちょろと歩いています。虫さん、ごめんねーと言いながら、お部屋に、日本から持っていった虫除けスプレーをシュッとしながら、シャワーを浴びます。日本の虫除けスプレー、極めて優秀ですね、ほんとうに。
そうして、これは、円山のもはや特技の域と思いますが、どんな旅先でも、グッスリ快眠でございます。翌朝、5:30頃、どこからともなく聞こえる読経の声が響き渡るまで、爆睡しておりました。この読経(マントラ)は、以前、赤根彰子先生のヨーガクラスで教わったもの、まさにそのもの!。独特のイントネーションが、異次元の世界へと誘います。あのマントラが、本場で目覚めとともに流れてくるのですから、ワクワクせずにはいられません。かなりの大音量だったので、近くの寺院で合唱していたのか、録音しているものを流しているのか・・・これは定かではないのであしからず。いずれにしても、マントラと鳥の鳴き声とともに目覚められるなんて、なんて幸せなんでしょう。ウキウキしながらベッドメイキングをしておりましたら、6時ちょうどに、お迎えのご挨拶が。「このあと、朝のお目覚めスープを食堂で召し上がってください、その後、7時から朝のヨガが始まります。」とのこと。
爽やかな目覚めで、早速、食堂へ!
大自然の中でいただく、あさイチのお身体にやさしい美味しいスープ。
もうここからアーユルヴェーダ的生活は始まっているんだなぁと、ますますのんびりの円山。勉強しに来たことを完全に忘れております(笑)
その後、そのままオープンヨガスタジオに向かい、7時から、レッスンが始まります。
まさに、仙人!?のようなヨーガティーチャー。誘導は英語オンリーですが、簡単な無理のないポーズをしっかりと8時くらいまで1時間かけて行います。なんといっても、お声がスィート!!!「リ・ラッーーーーーーーークス」と彼が発するお声を聴いているだけで、もう、とろんとろんとリラックスできるのは、私だけではなく宿泊者みなさんが同じことをおっしゃっていました。このオープンヨガスタジオにいたときに感じたこと。それは、円山の故郷、北海道の滝野すずらん公園に似てるなぁと思ったこと。もちろん、南国と、北国、植栽は全く異なるのですが、空気感、とでもいうのでしょうか。どこに行っても、素晴らしい塲というのは、何か共通したものを孕んでいるものだ、と勝手に納得しておりました。また、これは、のちに受けたアマンスパ東京の男性セラピストさんの抑揚にも、非常に似ていました。「リ・ラッーーーーーーーークス」。思い返すだけで、心が温まる、ありがたい体験でした。
そうして、ヨガのあとは、お待ちかねの朝食!!ココナッツミルクたっぷりのカレーなのですが、掛け値なく、とにかく美味しい。おまけに、何種類もアレンジを効かせてくださり、毎食毎食全く飽きることなく食べ続けられるんです。おまけに、そのほとんどが、敷地内や、ごくごく近郊で採れたもので作り上げているというから、この上なく贅沢ですよね。朝そこで採ったんですよ、と説明を受けたりして、いただきます。ちなみに、スリランカでは、ご飯は、三毛作なんだそうです。そんなわけで、結果、日本に帰国した直後は、3キロ増になった円山。アーユルヴェーダ食で痩せるのかしらなんて思いましたが、そんなことは、まったくございませんでした。あくまでも個人差があるとは思いますが、宿泊者の多くの方が、とにかくご飯が美味しくていくらでも食べてしまうとおっしゃっていたので、これはどうも円山だけではなさそうですよ。
たっぷりたっぷりの朝食時に、アーユピヤサの総支配人?に初めてご挨拶をさせていただきました。現地の方ですが、日本語が堪能でいらっしゃいます。この時点で、ひとまず今後3日間くらいの予定を相談することができます。「スクールでは、とくに何を習いたいのか、自身のアーユルヴェーダトリートメントで、絶対に外したくないものは何か、せっかくだから、観光地も1箇所くらいは行ったらどうだろうか?」など。ただ、総支配人は、毎朝いらっしゃるわけではなく、新しい宿泊客が来た時は、必ずご挨拶と予定を立てるためにいらっしゃるご様子。私が宿泊した時はイタリアからもお客様がいらしていました。その方は2週間ほど滞在とのこと、また、コロンボで前泊して、翌日マータレ―入りしたという方もご一緒しました。やはりアーユルヴェーダで体質を調えることを目的として、多くの方はロングステイをされているご様子でした。ちなみに、私たちがアーユピヤサを訪れた、直前に、日本女性の国会議員の方がアーユルヴェーダとスリランカを知るとい目的で、ステイされていたとうかがいました。
ということで、諸々の打ち合わせをした後、8:45から、まず、1番最初に行ったことがアーユルヴェーダドクターとの問診です。カルテ記入後、体重、身長、脈を測ります。
いいなぁ脈診。久しぶりにしていただいて、なんだかとても嬉しく感じました。脈診、東洋医学の原点ですよね。その後、英語でのカウンセリングがあり、この滞在期間でどんなハーバルオイルを使っていくのか、ドクターが総合的判断で、調合していきます。
たっぷりと薬草が入ったと思われる濃ゆいハーブの香りがするマイオイル。滞在している間、ずっと用いてくださっていたマイオイルは、瓶に詰められて名前が書かれて、サロンで保管されているようでした。
というわけで、午前は早速、椅子に座ってのヘッド・首・肩のアーユルヴェーダマッサージを問診に沿って行っていきます。その後、そのまま、フルボディのオイルトリートメント、最後はスチームバスに入って、終了です。
いよいよ、午後はお待ちかねの5人がかりでのヘッドマッサージの勉強!!!が始まります。
それではまた、お便りします。
一休のひらめき 円山カヲリ