一休のひらめきを御贔屓くださるみなさまへ
こんにちは!
一休のひらめき 円山カヲリでございます。
今日は、夏を惜しむかのような、汗ばむ日和でございましたね。うってかわって、明日からは、すっかり秋空の予報が出ております。随分と気温差がございます、どうぞご留意くださって実り多き秋をお迎えくださいますように。
というわけで、秋から冬にかけてのこの時期、円山は、セミナーやお講座にお呼ばれするありがたい機会が増えます。学ぶには絶好の季節ですね!
ちょうど先日も、2019年9月25日は東京都中小企業振興公社様からのご依頼で【東京都自転車商協同組合様】へ、メンタルヘルスのセミナーを行って参りました。
え?ヘッドマッサージ屋さんが、メンタルヘルスのセミナー?!と意外な感もあるかもしれませんが(^-^;ヘッドマッサージほど、メンタルヘルス(心の健康)にぴったりの実践ワークはないと確信しております。これはサロンでお客様と誠実に向き合い続けて実感しているホンネです。
もちろん、セミナーでは、ヘッドマッサージをするだけではなく
☑そもそもメンタルヘルスとは何か?
☑なぜ、いま、これほど重要性が叫ばれるようになったのか。
☑管理職の方が絶対におさえておかなくてはいけないたった1つのポイントは。
☑ストレスチェックとその具体的な対処法。
などなど、ちょっとお堅い内容もお話しています。(サロン内では、円山本来のぼけぼけのゆるキャラですが(笑)、企業にお呼ばれした時には、産業カウンセラーとしての顔で、キリリとお伝えしている・・・はずです(^-^;)
というわけで、今回の東京都自転車商協同組合様でご出席くださったみなさまは、元気にお仕事をされてきている方ばかりで、正直メンタルヘルスセミナーのは必要ないかなと言うくらいに溌剌と、楽しそうな感じでございました。また、ありがたくも、最後までどなたも居眠りされることなく!ご清聴いただきました。
そのような中で、自律神経を調えるセルフケアとしてブレインタッチ®ヘッドマッサージをお伝えしたのですが、大変素敵なご質問を受講者様からいただいたので、ご参考になればと思いブログにも転用させていただきます。
セミナー受講者様のうち、ご希望者様のおひとりおひとりに、正中線(頭の真ん中にあると言われる経絡のライン)を頭蓋骨の継ぎ目にそって、優しくゆっくりと揺り動かすという手技をお伝えしているときでした。ここは、督脈といって、お身体にも御心にも作用するといわれる本丸ツボが満載なのです。
円山からの直接施術を、たってのご希望くださったのは、おそらく50代かしら、と思われる柔和な女性(A様)。さっそくA様の頭皮に触れさせていただくと、ふわふわととっても柔らかくて、非常に繊細な頭皮でした。いつも以上に、優しく、穏やかに、細やかに、そうしてゆっくりと触れさせていただきました。
そうしましたら、
A様、大変驚いた顔で、円山の顔を見上げて、
「こんなに弱くて優しくていいのですか?とっても気持ちいい!」
と、にこっーーーとされました(*^^*)
その後、A様は、受講者皆様全員の前で告白されます。
「いつも利用している美容室では、オプションですといって、ヘッドマッサージやヘッドスパをしてくださるのですが、あまりにも強くて、吐き気がして、家に帰って、具合が悪くなるんです。でも、なんだか断るのが申し訳なくて、しないでくださいって言えなくて。だからいつも、ああやっぱり断ればよかったって後悔するんです。それにカットは上手なんですよ。。。でも、ヘッドマッサージは不眠にもいいって、テレビで見て、そんなにいいのものだったら、ちゃんとしたのを受けたいってずっと思っていたんです。だから今日は凄く楽しみに来たんです。こんなに優しくていいんですね?!」と。
A様の複雑な心境、御心の優しさが、垣間見れる告白でした。
なぜなら、私もそうなんです!
さすがに、円山カヲリ、図々しいですからね、ほとんどの美容室様でシャンプーやスパを受けるとき、
「9割減の力でお願いできますでしょうか」とか言ってしまいます(笑)
あー、すごく嫌な奴ですが、本当にすみません。
心優しく、おまけに頭皮も繊細で、主張をされない方々は、強圧シャンプーやスパに癒されるどころか、苦しくて泣いているという事実を、もう、正直に伝えていかなくてはと思い、たくさんの反対語意見を覚悟の上で書かせていただきました。
私の場合、そこまでお伝えしても、共感できる感覚までのソフトスパを行ってくださったかは、今のところ、たったお1人です。
何度だっていいます。
頭皮は、繊細です。
頭皮は、5㎜から10㎜。お身体と違って、筋肉は当然、薄い。筋肉がないところ(帽状腱膜といって、頭の中心線箇所は筋肉ではありません)もあります。そうして、大事な大事な脳を取り囲んでいる場所です。頭蓋骨で守られるとはいえ、骨の継ぎ目からは、静脈が流れ出ているほどに繊細なわけです。ゆえに、誠心誠意リスペクトを持って触れてください(100カラットのダイヤに触れるくらいの気持ちで、)と当サロンのトップセラピストの田中・こうには指導をしております。)ツボだって当たり前ですが、お身体よりは浅い位置にあります。場所が的確でしたら、力任せにしなくても、十分に圧は届いているのです。ブレインタッチ®ヘッドマッサージに関していえば、お身体を触れた後、頭皮を触れさせていただくときに、モードをカチリと切り替えております。全く別の領域に入るのだ、という気持ちで、あらためて対峙させていただく。ここの切り替えは、施術者として、非常に重要なポイントだろうと思います。より一層細やかなお心遣いを持って、です。
もちろん、A様はとりわけ繊細な頭皮の方でいらしたのは、間違いがありません。A様よりも頭皮も厚く頑丈なタイプの方ももちろんいらっしゃいます。だからこそ、このようにお一人お一人まったく違う頭皮(厚さ、硬さ、湿度、オイリー度、温度、繊細度)ゆえに、丁寧に向き合う必要があるのです。とくに繊細な頭皮の方には、力任せの圧のかけすぎは苦行にしかなりません。もちろん、雑に扱われてもなんとも思わない、構わないという方も世の中にはいらっしゃるかもしれませんが(^-^; 少なくても、円山は、丁寧に扱っていただきたいと思う派です。そうしてこの方針に同感していただける方のための、一休のひらめきでございます。
最大限の敬意を払って、その方の御命そのものに触れさせていただく、という向き合い方、意識の違いが技術に反映されるのではないかと、円山カヲリは考えております。本来は有意義であるヘッドマッサージやヘッドスパで、吐き気や頭痛を招くという、辛い思いをさせている方がいると思うと大変残念な思いがしてなりません。そんな方にこそ、迷わず選んでいただけるように、一休のひらめき、しっかりとお伝えしていく時期が来ているのであろうと決意を新たにした次第です。
セミナーでは、ご希望者おひとりおひとりの異なる頭皮に触れさせていただき、異なる圧やリズムでのセルフケアをお伝えいたしました。A様は、これだったら、毎日続けられます!とニコニコしていらっしゃいました。おひとりでも、豊かで健やかな毎日のために、ブレインタッチ®ヘッドマッサージをお伝え出来たことをありがたく思います。
あらためまして、佳き機会をお与えくださいました東京都自転車商協同組合様・東京都中小企業振興公社様・株式会社コンサラート様のみなさまに深く感謝申し上げます。
「ヘッドスパやヘッドマッサージの後に頭痛が来て辛かった」でも、気持ちの良いヘッドマッサージをして欲しい想いは諦められない!というお悩みをお持ちの方は、必ずや、一休のひらめきのブレインタッチ®ヘッドマッサージにご満足いただけると確信しております。優しく柔らかいブレインタッチ®はそんなあなたさまを心からお待ちしております。なぜなら、私、円山カヲリがまったく同じ思いを抱いているからです。「ああ、ここにたどり着けて良かった」と最後の最後に選ばれている、そんなサロンです。ヘッドセラピスト一同、心より、繊細な頭皮、優しい御心のあなたをお待ち申し上げております。
それではまたお便りします。
一休のひらめき 円山カヲリ