一休のひらめきをご贔屓くださるあなたさまへ
おはようございます。
一休のひらめき 円山カヲリです。
ここ数ヶ月、同業者様へ施術をさせていただく機会が多くなったことが起因しているのかもしれません。
「円山さん、ブレインタッチ®ヘッドマッサージの施術中は、何かを思ったり、考えたりしているのでしょうか?」とご質問を受けることが続きました。
ということは、きっと、知りたい、求められている情報だということですね。それならば、もう、頭の中を、潔く公開してしまおうというのが、今回のブログです(笑)
ネタバレしちゃいますが(そんなにもったいぶることでもない)
・・・ほぼ「さらさらとしたお日様の陽を浴びている北海道の緑」です。
もう少し具体的に言うと、「北大植物園」「円山公園の円山」「藻岩山」「定山渓温泉」「滝のすずらん公園」などなど、穏やかでのんびりとした自然の風景です。
そんな風景を思い出しながら、時折、意識を戻して、サロン内に毎日、活けかえてある生花を、美しいなぁと思いながら、ぼんやり眺めたりもします。
「ええ〜?! 円山さんは、私のこと、癒されますように、気持ち良くなりますように、よく眠れますようにって、ずっと考えてくれているのかと思っていたわ」
・・・でしょうか^^;
あぁ、申し訳ありません(≧▽≦) 実は、そういうことは「施術中」には、一切考えてないんです。
もちろん、「施術に入る前」は、結構、真剣に考えているんですよ。
そう、施術中に思い出す風景は、いずれも、円山にとって、家族・友人と、週末を過ごした和みの場所たち。正確に言うと、考えているというより、ぼんやりと景色が映像となって浮かんでくるという感じですが。
そんな穏やかな風景を浮かべながら、「指先では、淡々とその方の頭皮を探索」致します。厚さ・硬さ・弾力・温度・湿度・脈・凹凸・色などを把握して、「あぁここが、この方にとって、今日ポイントとなるスポットだ」と淡々と探りを入れていくのです^^;
一瞬一瞬、「ここ、攻めさせていただきます」というのはあるのですが、攻め終わったら、都度都度、手放していくというのを繰り返して、2時間はあっという間に過ぎて参ります。
・・・これが、なんとも幸せなお仕事なんです。(ヘッドマニア発言^^;)
なので、ブレインタッチ®ヘッドマッサージ中は、
「気持ちよくなってくれないかなぁ」
「寝落ちしてくれないかなぁ」
「癒されたっていってくれないかなぁ」
みたいなことは、【一切考えていない】というのが本音なのです。
たぶん、
「気持ちよくなってくれないかなぁ」
「寝落ちしてくれないかなぁ」
「癒されたっていってくれないかなぁ」
みたいなことを、考えちゃたりすると、
施術そのものが、
重っーーーーい感じになりそうな予感がするわけです。
なんと申しますか、
・・・おしつけがましい(笑)暑苦しい施術。
おまけに、頭部はどうも、その重苦しさを感じやすい場所なんじゃないかと思うのですよね。
なので、
ちょっと、クールに、
ちょっと、離れたところで俯瞰させていただく。
あくまでも、黒子(くろこ)でございまして、というスタンスです。
きっと、こういうのは施術者によって、いろんな立場があるし、正解はないですよね。
試行錯誤していく中で、それぞれのスタイルを見いだしていくモノなのかもしれません。
ガツガツ、遠慮なく入ってきて欲しい人もいるでしょうし、
個を尊重した、丁寧な扱いをして欲しい人もいるでしょうし。
円山の場合、最初にボディワークを習ったアロマテラピーの学校 自然療法スクール マザーズオフィスが、どちらかというと、上記のような黒子スタンスだった上に、自身の性格ともマッチしていたという感があります。
ベタベタいかないし、近寄り過ぎもしない感じです(笑)
それでいて、親密感は損なわれないタッチ。
そうであるといいなぁ、といつも思っています。
また、先日は、御贔屓様から、「円山さんの手は、サラサラしているのがいいんだよね。人格を感じさせないところが。」とおっしゃっていただきましたが、このような質感もお好みはもちろんあるかと思います。マッサージ大好き!な方の中には、もっとウェットな感じを好まれる方のほうが多いかもしれません。
施術やマッサージには相性があるっていいますが、圧の強弱やリズムの他に、
「スタンスの違い」・「肌の質感が合う」ということは、2大要因かなぁと思っています。
きっと同じご質問が続いたということは、多くの施術者様やセラピスト様が考えていることなのかなと思いましたので、ここでお返事をさせていただきました。ほんの少しでもご参考になると良いのですが(*^^*) 円山も、コツコツ日々精進です!
それでは、またお便りします。
一休のひらめき 円山カヲリ