一休のひらめきをご贔屓くださるあなたさまへ
こんにちは。
一休のひらめき 円山カヲリでございます。
毎年、この時期になると、いずれかの児童館からご依頼をいただく「アロマ虫よけスプレー」講座。
今年は、6月17日(土)のあいぽーと麹町様に続き、本日6月20日(火)は、千代田区西神田児童センター様からのご依頼でした。(写真)
これまで、本センターでは、ベビーちゃん同伴での、ママ向けグッズ作り講座は、開催したことがなかったそうで、初企画とのこと。これは、失敗は許されないなぁとちょっとドキドキしながら(^-^;提案させていただいたお講座です。しかし、そんな不安は杞憂だったよう。千代田区職員様の御周知がとても行き届いていらっしゃって、申込当日すでに、15組30名様の満員御礼、即日キャンセル待ちになったそうです。当日もご欠席なく、全員お越しいただきました。みなさん熱心でいらっしゃって、本当にありがたいことです。千代田区職員の皆様、そうして、梅雨とは思えない暑い日になりましたが、ご参加いただいたママとベビーちゃんに心から感謝です。
今回は、虫よけスプレーにアロマを用いたわけですが、しかし、そもそも、なぜ、精油(アロマ)を使うことで、虫よけスプレーが出来上がるのか?ちょっと不思議ではありませんか?
実は、この問い、「植物はなぜ、精油を作るのか?」ということにも繋がります。考えてみると、植物は動物と異なり、動くことができずに、根付いたところで一生を終える宿命。我々のように、生命を脅かすような出来事を眼前にしたとき、ダッシュして一目散に逃げる、ということはできない。つまり、植物にとって、自らの身を守り、子孫を残すための武器の一つが、芳香成分である精油(アロマ)であるという説が有力なのです。言い換えれば、草食動物や昆虫が嫌う香りを分泌して、食べられないように身を守るために作られたものであると。これを「昆虫忌避作用」と呼びますが、この作用の恩恵を有難くいただいて、人間のために生かさせていただくということです。精油(アロマ)はいくつもの芳香成分の混合体で、成分の一つひとつが、薬理的な作用を持ちますが、虫よけスプレーでは、精油(アロマ)の持つ、この「昆虫忌避作用」を利用しているのです。具体的には「ゲラニオール」「シトロネロール」「シトロネラール」ですね。
<アロマ虫よけスプレーでお使いした材料のご紹介>
・ゼラニウム
・シトロネラ(インドネシア産ジャワ種)
・レモングラス
・無水エタノール
・精製水
・ガラス遮光スプレー瓶
*いずれも一休のひらめきサロンでも使用しているフランスフロリハナ社のオーガニックアロマ使用。
今回は、上記材料で、6ヶ月以上のベビーちゃんにもお使いいただける内容(精油成分・滴数)でご案内しました。大人用でしたら、ここに「タイム」・「ペパーミント」あたりも入れていきたいところですが、なんといっても安全第一。安心・安全ラインに徹します。
最近は、市販でも、お子様もご利用できることを全面に打ち出した「アロマ虫よけスプレー」が、簡単に購入できます。ランキングの高い有名どころの成分もちゃんと公開されていますから、見てみますと「ゼラニウム」「シトロネラ」「レモングラス」「タイム」「ペパーミント」「ユーカリ・シトリオドラ」「ラベンダー」あたりのアロマを用いているところが非常に多い。あとは、防腐作用にに「ローズマリー」を入れるところも散見できます。
ただ、購入するとそれなりの価格にはなりますので(#^^#)お越しいただけたママ&ベビーちゃんは、この夏、とてもラッキーでしたね。
スプレーを作ったのち、ハーブディーをいただきながら、お忙しいママでも、とにかく簡単にできるセルフヘッドケアとしてヘッドマッサージでリラックする方法をお伝えいたしました。
一番最後に、呼吸を調えて、目を閉じていただく瞬間があるのですが、不思議となぜかベビーちゃんまで静かになって、この瞬間だけ静寂が訪れました。実は、これまで児童館様でベビーちゃん連れでの講座をさせていただくと、経験上、ほとんどの会場でこの現象が起こるんです。ママのリラックス感がベビーちゃんに伝わるのかなぁ、と、とにかく、いつもただただ感動しています。
ありがたいことに、今年度はあと2回、ママ&ベビーちゃんでアロマクラフト講座を西神田児童センター様からご依頼いただいております。千代田区の各児童館のお知らせは千代田区役所様ホームページ児童館のお知らせで、各館からご案内がされていますので、まとめてチェックされると良いかもしれません。
ベビーちゃんにとっては、人生初めての夏。
自然の恵みに感謝しながら、きっと素敵な夏をお迎えくださいますように。
それではまた、お便りします。一休のひらめき 円山カヲリ