一休のひらめきをご贔屓くださるあなたさまへ
こんばんは。 一休のひらめき・円山カヲリでございます。
週明け、月曜日、本日もお仕事おつかれさまでございました。
今朝は、冬に逆戻りしたかのような寒さでございましたね。
月曜日の朝の通勤には、堪えるところがおありだったかもしれません。
寒暖差があるのは、この時期、致し方ないこと。どうぞ、どうぞご自愛くださいますように(*^^*)
僭越ながら、今朝のこの寒さ、私には、ちょっと嬉しかったのでございます。
なぜならば・・・円山家、かなり後手に回ってしまいましたが、
年明け恒例!自家製「味噌造り」&「味醂(みりん)造り」の日だったから。
実は、お味噌の仕込み、冬の寒さがポイントで、本当は1-2月に取り組むのがベスト。
昨年の1月・2月は、お味噌の原料である、大豆潰しが、ちょっと孤独な作業なので、みんなで潰したら楽しいかも!と思い、友人である「さかぐちさとみ先生」(1965年日本初開校の最も歴史あるマクロビオティック料理教室「リマ・クッキングスクール」で師範科をご卒業)をお招きして手作り味噌の会を「一休のひらめき」で開催させていただきました。(1月は米味噌、2月は麦味噌)
今年は、さかぐち先生もご多忙とのことで、残念ながら開催できずでしたが、来年は、やりましょうね!と、つい先日もお会いしてお話をしたばかり。
というわけで、本来、もう少し寒い時期に仕込むべきところではあったのですが、円山、すっかり、今年は、おサボりしてしまっておりました。
ゆえに、今日の寒さは、まさにラストチャンス!ワクワクで、味噌造りに励みました。
・・・といっても、実質、手間をかけるのは、正味20分(笑)
<今回の材料>
●大豆:国産(北海道) とよまさり大豆
●米麹:播州こうじや こだわりの絶品 手作り 生麹(生こうじ)
●塩:海の精(今年は、スーパーで売っているノーマルなもので)
分量や作り方は、毎年マルカワみそさんの中辛バージョン(重量計算までしてくれる優れもの)
二日前から、大豆は浸水しておきます。
圧力鍋なので、熱湯を使ってしまえば、浸水無しでもいけちゃうのですが、ここだけは手抜きしたくないなぁと(洗って浸水させるだけですが)時間だけは、かけておきました。
毎日使い倒しているフィスラーの圧力鍋で、「とよまさり」に火をかけ、高圧5分。
蓋を開けて。
・・・ほほぉ。
艶やかに、鍋一杯に光輝く大豆たち。
あぁ、美しいではないですか。
一粒手に取り、硬さのチェックを行います。
浸水がうまく効いてるようで、指で、ムチッと、潰れる程度の、完璧なやわらかさ。
・・・ふふふ。でかした!(ニヤニヤ)
どれどれ。
ひとつ、味見を。
・・・お、おぉ!
とよまさり大豆、お、恐るべし。
ただ茹でただけなのに!何?このまろやかな甘みと滑らかな舌触りは。
豆本来の、穏やかな、でも深い甘さが、じゅっわ、じゅわ~と口の中に広がって・・・。
味見のつもりだったのに、・・・あ、ダメ。もう、やめられない、とまらない(笑)
あぁ、美味しいよぉ。
毎年ながら、この大豆のおいしさが、ほぼ、お味噌のおいしさに直結、と私は思っているのです。
すごい子を見つけてしまった・・・。半年後への期待大です。
というわけで、愛おしい「とよまさり大豆」をビニール袋に入れ、淡々と手をグーにしてムチムチと粒がなくなるまで潰していきます。あとは、米麹とお塩をサックリまぜて、耳たぶくらいの硬さになるまで混ぜ混ぜ。空気を抜いて、容器に潰し入れていきました。(写真右)
ついでなので、味醂(みりん)も作っちゃいます。
<今回の材料>
●もち米(スーパーで購入)4合
●米麹(スーパーで購入。極めてノーマルな伊勢惣さんの乾燥みやここうじ)500g
●焼酎(スーパーで購入。アルコール度数25 よかいちを使いました)1200ml
先程使い終わったフィスラーの圧力鍋再び登場。
(炊飯器でももちろんOKです!円山家には、断捨離して炊飯器がないので・・・)
もち米を浸水無しで、高圧3分、火にかけます。
少し冷まして、お鍋の中に焼酎を入れて、落ち着いたころに、米麹を投入。
容器に移し替えて、あとは1年待つだけ。(写真左)
え?こんな簡単?
そうなんですよ。
味醂(みりん)は、お味噌よりもさらに簡単です(^-^;
そうして、一度、自家製味醂(みりん)を作ったら、もう、正直、購入しようという気にはなれません。
コクがあって、本当に美味しいんですもん。
誤解を恐れずに、でも何度も言いますが(笑)
日本に生まれてただの一度も「味噌造り」をしない人生は、ちょっぴり残念で寂しいような気がするのです。
自分が毎日食べているモノのを愛おしく思うココロが、きっと、健やかで穏やかな毎日を作ると円山は信じています。
そう、ヘッドマッサージも、アロマテラピーも、「味噌造り」も、(味噌も脳みそも!)身体と心を大事に思うホリスティックな生活をする観点から考えると、すべて繋がっている。
有名な江戸時代のことわざ「医者に金払うより、みそやに払え」です。
よい原料を使い、丁寧に仕込む。
そして、待つ。
来年の冬には、また、手作り味噌の会開催予定ですので、まだ「味噌造り」が未体験の方、ぜひご参加してみてくださいね。もちろんリピーター様も大歓迎です。
そう。春を待つ、ちょっぴり肌寒い日も、また、良しです(*^^*)
それでは、また、お便りします。
一休のひらめき 円山カヲリ