一休のひらめきをご贔屓くださるあなたさまへ
こんばんは。 一休のひらめき・円山カヲリでございます。
先週金曜日の暖かさが懐かしくなっちゃうような、ねぇ、まだまだ冬を忘れないでと言われているような、そんなお天気模様の一日でございました。
月曜日が定休日の一休のひらめき。
春を気持ち良く迎えるためにも、こういう日は、スーパー断捨離DAY決行に限る!と。昨晩は、準備体操として、前哨戦でサロンバックヤードの備品消耗品を断捨離済みでございます。
そうなのです。
2014年12月にやましたひでこさんから断捨離大賞を頂戴して以来、サロン内では、お客様と断捨離話で盛り上がることが、多々ございます。
そもそも「断捨離」って何だ?というご贔屓様もいらっしゃるかもしれません。
市民権を随分と得ている用語かとは思いますが、念のため。
断捨離とは、クラター・コンサルタントであるやましたひでこさんが、心の執着を手放すためのヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」を、日常生活に落とし込み、住まいと心の片付け術として、応用提唱されたものです。
巷では「とにかく何でも捨てればいいんでしょ」と誤解されていることも多いよう。ここは、断捨離大賞をいただいたものとして、そうではなくってよ、なかなか奥深いのよ、と擁護させていただきたく。
円山の感覚では、モノを通して自分を知る、モノと自分に徹底して向き合うことで、思いもよらない気づきが得られることが多々ある、実践哲学といった感じです。
みなさまから、断捨離について、最も聞かれること。
それは「まずはどこから手をつけたら、最速で断捨離が進むのか?」ということ。
それでは「どこから始められようと思っていらっしゃいますか?もしくは始めてみたのですか?」とうかがってみます。
これまた「一休のひらめき」のお客様らしいなぁと思うのですが、「本棚から始めてしまって、くじけちゃうことが多いんですよ」と。
そのご状況、痛いほど、よくわかります。
そうなんです、本棚・書類・写真。
実は、何を隠そう、この3つは、経験上、断捨離完遂最難関エリアでございます(笑)
御仕事と一緒ですが、何事も「順番」が大事でございます。
スモールサクセス、ベビーステップ。
個人的な見解は多々あると思いますが、円山カヲリ的なオススメとしましては
・冷蔵庫
・お洋服クローゼット
・靴
が手始めとしては、やりやすいかと。
そうして、これからお伝えする、3点が、誠に重要な実践的攻略ポイントでございます。
(1)「小さいエリアを一点突破させる」
(2)「とにかく一度、全部、入れ物からモノを引っ張り出して、床に、出し尽くす」
(3)「自分のモノ以外は、絶対に手を出さない」(ご家族のモノは手を付けない)
これは、やましたひでこさんも、おっしゃっていたかと思います。
やっていただくとお分かりになると思いますが、扉を開きながら、ひとつひとつ、吟味し、取り除くでは、全体像が把握できない。
一方、【全出し】すると、うぁー、こんなにもモノが隠れていたのかとその量にまず驚愕します。あり得ないかもしれませんが、あったことすらも忘れていたモノが出てきたりします。
ここも、御仕事と一緒ですが、何事も俯瞰して「全体像」を見る事が大事でございます。そのためにも、とにかく、今、目の前にあるモノを、全て出し尽くすんです。
この後の作業は、なかなか面白くもあり、場合によっては、苦行にもなります。サクサクと何のためらいもなく、ありがたく捨てられるものがある一方で、「心の奥底では<捨てたい>と思っているのに、なぜか捨てられない」モノが出てきたり致します。
そのとき、なぜ、そう思うのかを徹底的に考え尽すというものすごいエネルギーのいる作業を続けていくことになります。これは、正直、かなりキツイ。まさに、身を引きちぎられる思いをしながらの<決断>です。もちろん、意識や感覚だけでは対処しきれないモノは、数値化できる明確な基準を設けて、断捨離していくことも必要になります。
新陳代謝を滞らせない、この作業を淡々と地道に続ける、馴れないうちはハードな訓練、馴れてもハードな訓練(笑)
あまりにもハードなので、どうしても、決断がつきかねる時の、円山的ウルトラCを1つご紹介・・・。
捨てられないモノを写真に撮ってしまう。そうして、さよならする。
やや回避技ですが(^-^;
というわけで、ある意味、最初に手を付けたくなってしまう本棚は、上記をやり尽した後のまさに最後の砦くらいの難関です(笑)たぶん。円山も、本の読了後は、相当数を古書店売却にしています。それでも、続く書籍増加問題解決方法に、私は2つのサービスを利用することを決めました。
一つめは、kindle。
もう一つは、ブックスキャン。https://www.bookscan.co.jp/
ブックスキャンは現在予約待ちですが、使用感については、後日お伝えしたいと思います。
何はともあれ、この断捨離との出会いは、私の人生においてかなり大きなターニングポイントになりました。
おそらく、断捨離と出会っていなければ、私は、サロンを起ち上げることなど、決してなかったであろうことを断言できます。モノを通して、一度自分と徹底的に向き合い尽くしたことで、自身の輪郭がクリアになった体験が大きかったのです。あの体験がなければ、大きな不満はないけれど、微かな違和感を抱えたまま、その澱を見て見ぬフリをする生活を続けていたはずです。
さらに、事業遂行の思考と断捨離的思考は、面白いほど、酷似していることに、今あらためて驚かされているのです。
・徹底的に考えを出し尽くす
・小さく簡単にできることから始めて、つど達成感をきちんと味わう
・小さな事業主にとって所詮集中できることは1つ
・シンプルにして徹底して余計なモノはそぎ落とす
・自分ができること、変化させていけるものに集中する
・相手にはむやみに期待せず、あくまでも信頼する
いずれも一人でコツコツ向き合う孤独断捨離(^-^;で訓練をさせていただいた思考方法といえばよいのかもしれません。何といっても、そもそも、ブレインタッチ®ヘッドマッサージ自体が、断捨離的スッキリ感そのもの!だったりします。
さてさて。
目の前の空間から手を付けるか、脳の中から手を付けるか(笑)
え?・・・同時進行だと、3倍速ですよ、なんて。ふふふふふ。
というわけで、今日は冷蔵庫一掃断捨離DAYとなりました。
脳も、空間も、空気も、淀みなく、スッキリであるに越したことはない・・・。
かくありたいです(*^^*)
それではまたお便りします。 一休のひらめき・円山カヲリ