一休のひらめきをご贔屓くださる皆様へ
こんにちは!
一休のひらめき トップセラピスト 田中ひとみでございます。
これまで、代表の円山が投稿してきたブログですが、今回、わたくし田中が初めて執筆、投稿をさせていただくことになりました!
田中、一休のひらめきでトップセラピストとして6月からサロンでみなさまをお迎えするようになり、半年が経ちました。素敵なお客様に恵まれて、あっという間に!というのが実感です。
私は、エステティックサロンに勤務していた時期が長く、当然ですが、お身体のことは随分と勉強してきたつもりでした。
しかし、実は、自分自身が、ここ数年で、原因不明の湿疹や婦人科の不調を経験し、身体の変化を感じ始め、その結果、自然療法に興味を持つようになり、一休のひらめきのブレインタッチ®ヘッドマッサージにも出逢ったという経緯があります。
時期を同じくして、可能であれば、薬を多用したり頼りきるだけではなく、植物が持つ自然のチカラを借りてみたいな!自分自身の内在する本来ある力を生かす方法はないものだろうかと感じるようになりました。そう思ったときに手に取った本が、森田敦子さん著書「自然ぐすり」でした。
振り返ってみると、もともと、ハーブティー・カフェタイムが何よりも大好きな田中でございます。立ち寄ったお店にハーブティーが置いてあると、カラダにも優しいし、美味しいし、とかなんとかいいながら、もう、どれもこれも何種類も飲んでみたいと思っちゃうタイプです(^-^;。そのようなわけで、森田敦子さん著書「自然ぐすり」に出逢ったことは必然だったのかもしれません。ご著書のを読む中で、身近な穀物、野菜、果物、そしてハーブ、すべてが植物療法だと知りました。もちろん、初めて知るハーブもたくさん!
本を読みながら、すっかり森田先生に魅了されてしまい、そうして、自分の健康は自分で守るその術を学びたいという気持ちが高まりました。いつか森田さんの主宰するスクールに行ってみたい、そんな話を代表の円山さんにしましたら「研修費も補助するよ!行っておいで!」と後押しされ(笑)植物療法ビギナー第一歩として、森田さん主宰の「ルボアフィトテラピースクール」へ植物療法の基本を学びに行くことになりました。
まだまだ、学習中の身ではありますが、今後は、自身の学習のアウトプットもかねて、ハーブや自然療法についての記事を少しずつ、田中から一休のひらめきのブログをお読みの皆様へお送りしていきたいと思います。
今日は、取り入れやすいハーブを中心に、その一部をお伝えできればと思います(^^)/
というわけで、
まずは、森田敦子さんがどんなお人なりかのご紹介です。
森田さんは、当時、CAとして社会人二年目で不規則な生活とストレスが原因で、ダストアレルギー性気管支ぜんそくで休職をされたそうです。さらにアトピー性皮膚炎も発症、その当時は、体調が調わず望まれていた妊娠も難しいと言われてしまったといいます。しかしその後、植物療法(フィトテラピー)と出合い、毎日の生活に取り入れることで、症状が改善、42歳で自然妊娠、出産まで叶えることができたそうです。ご自身の経験を元にお伝えしてくれる姿に親近感がわいて、これから学ぶことがとても楽しみになりました。
授業で習ったことは、こんなお話でした。
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〜1.フランスの植物療法〜
植物の持つチカラで、自然治癒力を高めて身体の不調や病気を癒すのが「植物療法(フィトテラピー)」。ヨーロッパには、フィトテラピスト(植物療法士)が国家資格になっている国もあります。フランスでは、自分の主治医を持つことが義務付けられているとは聞いていました。日本とは違い、その主治医に診察をしてもらってから専門医へ行かれるそうです。
その際、フィトテラピーに基づいた錠剤やカプセルなどを処方されたりします。
日本では、精油やハーブは雑貨、食品扱いになりますが、フランスでは医薬品としての認識。街中にあるという、フランスの薬用植物専門店「エルボリストリー」(画像は、コスメキッチン様から借用させていただきました。リンク先:https://www.cosmekitchen-webstore.jp/Form/Product/ProductList.aspx?shop=0&cat=BRDHBT)
自分で不調を感じたら、こういったハーブ薬局へ行くのがフランスの文化だそう。
~フィトテラピーにはおばあちゃんの知恵も!~
■アーユルヴェーダ
■アロマテラピー
■フラワーエッセンス
■ホメオパシー
■日本では、漢方
■おばあちゃんの知恵といわれるもの
これらは全てフィトテラピー!
アロマテラピーは、ご周知の通り、嗅覚、鼻や肺から、皮膚からの吸収によって手軽に取り入れられる方法ですね。精油も扱うお店が増え、種類も豊富で、どこで何を選べば良いのかわからないことが多いです。何を見て判断すれば良いのか・・・。
100%天然のものであることはもちろんのこと
学名・原産国・栽培法・抽出部位・抽出法・品質保持期限・ロットナンバー記載
なるべくこれがクリアされている精油を選ぶようにすることだそうです!
メリッサ・ローズ・ネロリは採油率が低いため、かなり高価!
もし安価なものであった場合は、天然のものではないことが多いので注意ですね。
漢方は、実は日本のもの。
よもぎ、ドクダミ、ビワの葉を内用、外用として使ったり、
ゆずなど季節ごとの植物を使った入浴もフィトテラピー。
これを中国の医学を基に日本人に合うように体系づけたのが漢方となりました。
おばあちゃんの知恵というと、日本では、風邪には焼いた梅干しを入れて熱湯で飲むとか、切り傷ややけどにアロエとかいいましたよね?発熱に、ネギを首に巻いて寝る、もありませんでしたか?これは、どうなんでしょう(笑)
そんな風に、祖母から母へ、そして子供へと伝承されてきた薬草療法は全て、フィトテラピーだったんですね。
~2.始めやすいハーブティー活用について~
最近は、ハーブティーを取り扱うお店も随分と増えましたよね!ハーブティー好きの田中としては、嬉しい限りですが、お店に行っても、種類もたくさんあるし、何をどんな風に選べば良いのかわからないことってありませんか?
ハーブティーとして、美味しいことはさておき、できれば、その日の体調にマッチしたものを自分で選ぶことができたら、最高に嬉しいですよね(^^)。美味しい上に、お身体にも良い!
数多いフィトテラピーの中でも、取り入れやすい、ハーブティーを中心に、ご紹介してくださいました。
ここではとくに、一休のひらめきのご贔屓様が知りたいだろうなぁという内容に特化してお伝えします!!
その前に、大事なことを!!
【ハーブティーのいただき方チェックポイントは4点】
■起床時・就寝少し前の2回飲む
■お湯を注いだら必ずフタをして、10分以上おく
■一煎目で飲みきる
■なるべく空腹時に飲む
《質の良い睡眠に》
◉バレリアン(セイヨウカノコソウ)
寝る前に!中枢神経を抑える!
飲んでからの運転は危険なので注意しましょう!
不安や緊張を和らげる目的で、日中に飲むのも◎
中途覚醒してしまう人は
◉パッションフラワー(トケイソウ)
◉カリフォルニアポピー(ハナビシソウ)
眠りが深くなると言われていますね!
《ストレス(自律神経)ケアに》
◉メリッサ(レモンバーム)
◉セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)
セントジョーンズワートは
飲む薬の作用を変えてしまう恐れもあるので、薬との併用には注意が必要です。
厚生労働省のページをリンクしておきます。
<セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)と医薬品の相互作用について>https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/1205/h0510-1_15.html
どちらも精神状態を落ち着かせ、気分を高揚するので、落ち込んで元気の出ないときなど
におすすめ。
睡眠に効果的なハーブで効果がない人は・・・
メリッサ、セントジョーンズワートを飲むのも◎
悩みがあって眠れないときにベター☆
《脳の活性化に》
◉ギンコ(イチョウ)
◉ゴツゴラ(ツボクサ)
ブレンドするとより効果的!!だということ。
脳の活性促進、認知症予防
血行促進効果もあるので、肩こり、頭痛にも◎
付随して、血行促進には、
◉ヴァンルージュ(赤ぶどうの葉)
◉マルベリー(桑の葉)
◉よもぎ
《頭皮・ヘアケアに》
◉スギナ(ホーステール)
白髪予防、育毛促進に!
スイートオレンジ、クラリセージ、イランイランなどの精油を、
ベースオイル3〜5㎖に1〜2滴垂らして頭皮マッサージするのも
育毛・抜け毛予防に効果的☆
乾燥、かゆみには、イランイランやサンダルウッド、パルマローザ精油を上記同様の使い方でヘッドマッサージ。フケには、ローズマリーを。
それから、この時季気を付けたいのが、風邪ですね。
《風邪予防に》
免疫力を高めるエキナセア、鎮静作用の高いジャーマンカモミール、抗ウイルス、去痰作用のあるタイムを濃いめに。
エキナセアとジャーマンカモミールをブレンドするのも美味しい!風邪予防に最適です。
〜3.ハーブ薬局HERBORISTERIE(エルボリステリア)〜
ヨーロッパの人々の暮らしに古くから根ざしている薬局、それが、ハーブ薬局HERBORISTERIE(エルボリステリア)。身体の不調を感じたとき、相談に行くと植物の知識が豊富な薬剤師が親切丁寧に個人個人に合ったハーブやケアを提案してくれるそう。そのHERBORISTERIE(エルボリステリア)が、日本にもできたとのことで、森田先生監修による、日本初のエルボリステリアが代官山のコスメキッチンに誕生です。
https://www.cosmekitchen-webstore.jp/Form/Product/ProductList.aspx?shop=0&cat=BRDHBT
私、田中もこちらで処方していただいていますが、婦人科系トラブルに特化した製品が豊富なことが嬉しいです(^^♪。私は、ヴァンルージュ、メリッサを摂り入れております。ヴァンルージュで全身の巡りを良くし、メリッサでホルモンバランスからくる自律神経の調整に、というブレンディングなんです。
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スクールで学んできた一部を(そうしてもちろんフィトテラピーとしても一部分ですが)少しでも皆様の自然療法へのきっかけになると幸いと思いお伝えいたしました。サロンにご来店をいただけましたら、セルフケアでお役立ていただける情報を私、田中から、どんどんお伝えしたいと思います。
そうして、もちろん!!!
あくまで、気になる不調は自己判断によらず、病院へ行くことも必要ですよね!
代表の円山がいつも言っております。
「全ては調和。西洋医学、東洋医学、自然療法、現代医療、心地よく生きるために、必要なものを、バランスよく、取り入れる!!何かを頑なに否定したり、拒んだりしないこと。」
そうそう(*^^)v 穏やかに、しなやかに、健やかに!が一休のひらめきのモットーです。
今回は、トップセラピスト田中ひとみによる、フィトテラピー入門ブログでお送りしました。植物の持つチカラを知ることで、私たちの日々の生活を穏やかに、健やかに、豊かなものにしてくれますように。
それではまた、お便りします。
一休のひらめき トップセラピスト 田中ひとみ拝