一休のひらめきをご贔屓くださるあなたさまへ
こんばんは。一休のひらめき 円山カヲリです。
サロンワークを始めてから、心穏やかで楽しい毎日を送らせていただいているからなのでしょうか。
ここ数年、どこか遠くに行きたいなぁという逃避行的気分は、すっかり鳴りを潜めておりました。ゆえに、いわゆる旅行らしい旅行も、ほとんどなく^^;
しかし、時には「場を変える」ことで、「視点を変える」という、プロセスもたまには必要かな、と思っていた矢先。
そんな、円山をウェルカムするかのような、素敵な快眠企画が熱海の老舗旅館で試験的にスタートしたとの口コミを聞き、一泊一人旅を敢行して参りました。今回のブログは熱海法悦さんの快眠部屋体験記!
その名も「目覚めなさい、わたし」 = 「めざわた」プロジェクト
熱海の家庭的な老舗旅館の一室が、まるごと「快眠部屋」に様変わり。
こんな夢のような発想をトータルプロデューサーとして実現させちゃったのが、前回のブログでお伝えしました、寝具界の大御所・荒井信彦さん。
荒井さんの快眠の定義は、「あくまでも、翌朝から、気持ち良くバリバリ活動できること」。ゆえにここでは「快眠でリチャージをして、翌日はバリバリ活動しようぜ!」という目的に徹した、快眠部屋が出来上がっているのです。
気になる旅館名は、熱海「法悦」さん。詳細はリンク先をご覧くださいませ。
もともと銀座で小料理屋をされていた初代が、熱海に温泉宿を作られたとのことで、現在は三代目の徳⽤たつやさんがご主人でいらっしゃいます。
円山、熱海へのお泊まりなんて、もう10年近くご無沙汰です。
最近、少しずつ観光復活の兆しがあるようで、日帰りのお客様は随分増えているとのこと。
それもそのはず、新幹線こだまを利用しましたが、車中では、仕事をする暇もないくらいに、近い!車内に用意されていた雑誌2冊を丁度読み終えた頃、40分弱で、熱海着です。
増客の一因かなと思われる、小奇麗に改装された熱海駅。
ただ、「法悦」さん行きのタクシーに乗りながらお話をしていた運転手さん曰く、「新駅は、ちょっと近代的すぎるんだよなぁ」と寂しげ。
ふむふむ。
きっと、古き良き趣を残した外観であれば、長年見慣れた住人の方々も寂しくなかったかもしれないですね。まぁこのあたりは、いろんな大人の事情があるのでしょう・・・。ただ、見ようによっては、駅真向いにある商店街の昭和レトロ感との、明らかなギャップ、その「景観調和お構いなし加減」が、如何にも日本らしいと言えなくもないわけで(^-^;、私的には車外の景色を面白く拝見しておりました。
熱海駅からタクシーで5分程。東京を出て、1時間かからず、「法悦」さんに到着です。近いな、ホント。これぞ、家庭的な温泉旅館!というこじんまりとして、温かみのある外観でございます。カウンター横には、「めざわたプロジェクト」の「年代別睡眠のとり方」案内も掲示されていました。かなり目を惹く感じがありましたよ。
円山は18時30分頃にお伺いしましたが、ぜひに、お薦めしたいのは、オープンと同時の15時にうかがって、まったりタイムを長めに取られること。特に、19時以降のチェックインでは、名物のお食事はつかないようですので、とにかく東京での仕事は、潔くサクッと切り上げて、早めの到着がよろしいかと。
快眠部屋については、後ほど、たっぷり記載を致しますが、まずは「法悦」さんという旅館のイチオシはこれかな、と円山が感じた点を3つほど。
(1)とくにかくお食事が美味しくてヴォリューミー。
はじめていただいた「愛鷹牛(あしたかぎゅう)」のサーロイン、熱海お約束!金目鯛の煮付け(代々年継ぎ足しの秘伝ダレが微妙な甘辛具合で、最高に美味)、法悦さんから、徒歩3分・来宮神社の神様への古来からのお供え物として有名な「麦焦がし」を使った手作りプリン、などなど。もう、ガッツリ男前にモリモリ食べる円山ですら、おなかいっぱいの内容でした。
(2)泉質の肌あたりがまろやか。かつ、広々温泉をなんと30分間「完全貸切」できる。円山は、今回、一人旅でしたが、温泉に一緒に入りたいなぁ、という、ご家族やダーリンがいらっしゃる方は、ぜひご一緒されると宜しいかと。
(3)家庭的であたたかみのあるおもてなし。
ホテルのきびきび感とはまた違って、懐かしい感じのご接客をいただけました。正直、連泊して、完全お篭もりさせていただきたい・・・という感じです。館内はとても静か。翌朝、「え?お客さん他にいらしたんだ!」と、お靴を見てびっくりしたほど。結局、一度も他の宿泊客様と顔をあわせることがありませんでした。頭脳ワーク系の方は、集中できる環境がしっかりと整っていますので、文豪気分で、完全に執筆モード・思考モードに入れちゃいます。
ハイ!それではここから、荒井信彦さんプロデュースの快眠部屋に潜入レポです。
じゃん。
入った瞬間、もう、眠れそうな雰囲気漂っているでしょ。
というわけで、~快眠お篭もり旅館!熱海「法悦」で【めざわたプロジェクト】体験記<後編>~に続きます。
それではまたお便りします。
一休のひらめき 円山カヲリ